うみねこのなく頃に

登場人物

1998年の世界

右代宮縁寿
孤独なる継承者は、魔女の夢を見る
右代宮縁寿
うしろみやえんじぇ
CV:佐藤利奈
ベアトリーチェ。
あんたに"お兄ちゃん"は れない!
留弗夫と霧江の娘であり、戦人にとっては腹違いの妹にあたる少女。
1986年10月4日は体調を崩したために親族会議を休み、それゆえに惨劇を免れた。
唯一の生き残りである伯母・右代宮絵羽から受けた精神的な虐待、それに加えて学校で受けた陰湿ないじめにより、彼女の心はかたくなに閉ざされてしまった。
魔女ベルンカステルの誘いに応じ、1998年という"現実"から、1986年10月4日の六軒島という"過去"へと身を投じた。
家族との......大好きな兄との再会を果たすため、縁寿は六軒島の魔女に挑む。

天草十三
縁寿に付き従う歴戦の傭兵
天草十三
あまくさじゅうざ
CV:遊佐浩二
そいつぁなかなか 険ですぜ。
ま、俺ぁそれで結構ですがね
縁寿の護衛。
飄々とした雰囲気をまとっているが、その戦闘能力はかなり高い。
自衛隊からフランス外人部隊、民間軍事会社と、"その手の職場"を転々としてきた経歴を持つ。
その性格を一言で表すと、スリルシーカー。

小此木鉄郎
絵羽の老獪なる懐刀
小此木鉄郎
おこのぎてつろう
CV:成田剣
愛がなければ真実はえない。
.........ん?、いいねぇ、わっはっはっは!
右代宮グループの重鎮で、絵羽の側近として長年使えてきた男。
絵羽と縁寿の仲立ちとしても役立ってきたため、縁寿もある程度の信頼を寄せている。
縁寿と須磨寺霞の間でもいずれか一方だけに肩入れすることはせず、自分の保身を図りつつ、漁夫の利を狙っているような節も伺える。
いずれにせよ、一筋縄ではいかない老獪な人物であることは確かであろう。

須磨寺霞
暗い情念に身を焦がす女
須磨寺霞
すまでらかすみ
CV:島本須美
地下のお茶室で
っぷりともてなしてあげましょうねぇ、縁寿
右代宮霧江の妹で、縁寿にとっては叔母にあたる女性。
須磨寺は京都の旧家だが、その財は傾きつつある。
それゆえ、縁寿が相続した右代宮の遺産を虎視眈々と狙っている。
姉の霧江が留弗夫に嫁いでしまったため、意に染まぬ男との結婚を強いられたという過去があり、その憎悪は霧江の忘れ形見である縁寿へと向く。