うみねこのなく頃に

登場人物

長女一家

右代宮 譲治
知恵と配慮の好男児
右代宮 譲治
うしろみや じょうじ
CV:鈴村健一
紗代。これはお願いじゃない。......命令だよ?
この輪を受け取って。...ね?
絵羽と秀吉の息子。
学業優秀にして人品骨柄卑しからずと、絵に描いたような好青年。
尊敬する父の会社で見習いをしながら、いずれは自分の力だけで一国一城の主となることを夢見て頑張っている。あくまでも“自力で”ということにこだわっているため、他のいとこと同じく金蔵の遺産には興味がない。
面倒見が良いために年下のいとこたちからも慕われており、特に真里亞の扱いについては、母親の楼座よりも巧いのではないかとさえ思わせるほど。
右代宮家に仕える紗音とは相思相愛の仲である。
右代宮 絵羽
獲物狙う狡猾な女豹
右代宮 絵羽
うしろみや えば
CV:伊藤美紀
あら、りがとう。くすくす
金蔵の第二子(右代宮家の長女)。
快活な笑顔を浮かべたまま、人の心を言葉の刃で抉ることができる女性。
右代宮家の財産と当主の座に並々ならぬ執着があり、本来ならば結婚で右代宮から離籍するところを、夫の入婿という形で家に留まることに成功した。
夫の秀吉に全幅の愛と信頼を寄せており、彼の前でだけは弱い面を見せ、少女のように泣きじゃくって甘えることも珍しくない。
将来的には、息子の譲治こそが右代宮家を継ぐべきと考えている。
右代宮 秀吉
強く優しく浪花節
右代宮 秀吉
うしろみや ひでよし
CV:広瀬正志
男は中身で負なんや!常に鍛錬を忘れたらあかん
絵羽の夫。婿養子として右代宮家に入った。
戦争の焼け野原からひとりで立ち上がり、一代で中堅外食チェーンの社長にまで成り上がった、努力と忍耐の男。
ハンサムではないが愛嬌のある性格から人に好かれ、その場の雰囲気を和やかにすることが得意である。
戦争で身寄りを失ったため“家族”を何よりも大事に考え、絵羽や譲治はもとより、甥や姪に到るまで別け隔てなく愛情を注いでいる。
関西弁で話しているが、出身は関西ではない。あくまでも“ビジネス相手への印象づけ”としての小道具のひとつに過ぎない。