うみねこのなく頃に

登場人物

長男一家

右代宮 朱志香
束縛への反抗者
右代宮 朱志香
うしろみや じぇしか
CV:井上麻里奈
こんな場所び出して、都会で暮らしたいぜ
蔵臼と夏妃の娘。
「〜だぜ!」や「〜だろ!」などという乱暴な口調がポンポンと飛び出す、快活なじゃじゃ馬少女。
その奔放な振る舞いの根底には、厳格で閉塞的な家の雰囲気や、「令嬢らしさ」を押し付けようとする母親に対する反抗心がある。
右代宮家の財産や当主の座にはまるで関心がなく、島を飛び出して都会で暮らすことを夢見ている。
学校に友人は多いが、六軒島に連れてくることは許されていない。そのため、電話で友人らと心置きなくお喋りを楽しむのが唯一の楽しみである。
また、喘息を患っており、感情を昂ぶらせすぎると発作を起こして激しく咳き込むことがある。
右代宮 蔵臼
苦悩する次期当主
右代宮 蔵臼
うしろみや くらうす
CV:小杉十郎太
さて、なんのことだか私にはからんね
金蔵の第一子(右代宮家の長男)。
幼き日より帝王学を仕込まれて育ち、金蔵が書斎に引き篭っている昨今では当主代行として右代宮家を管理している。
後継者としての威厳を保つべく高慢で尊大な態度を取る傾向にあり、幼少期の弟妹たちからは大いに恨みを買っていた。
決して無能ではないのだが、金蔵のような“異形の天才”ではなかったため、常に劣等感に苛まれている。
バブルの到来を予期してリゾート開発に私財を投じたが、今現在の台所事情はかなり苦しいようである。
右代宮 夏妃
右代宮を守らんとする淑女
右代宮 夏妃
うしろみや なつひ
CV:篠原恵美
無礼なっ! その言葉は代宮家への侮辱です
蔵臼の妻。
ビジネスのため家庭を顧みない夫に代わり、右代宮家の家事一切を取り仕切っている。
極めて気位が高く、右代宮の家を完璧に運営することに日々腐心している。
結婚12年目にしてやっと授かった娘の朱志香を深く愛しているが、その教育熱心さが仇となり、関係はうまくいっていない。
生来の頭痛に悩まされており、右代宮家内部の重苦しい雰囲気は、それをより一層悪化させているようだ。